ボーリングデータ(地層および貫入試験の情報)を登録していただくことにより、さまざまな既製杭工法について杭の鉛直支持力および水平耐力の検討が行えます。

• 鉛直支持力の検討内容

工法および既製杭の組み合わせを選択していただくことにより、地盤から決まる支持力および杭材から決まる支持力を算出し、長期許容鉛直支持力LRaを導き出します。

• 水平耐力の検討内容

鉛直支持力での条件のほかに、杭頭にかかる水平力および地震時軸力を指定していただくことにより、多層系解析を行い地震時に杭体にかかるモーメント等を各深度について求め、選択された杭が地震時に許容できるか否かを導き出します。解析した結果は、グラフ化した図にて確認できます。多層系解析を行う上で、各土層の水平地盤反力係数kh は地層データ登録時に入力することもでき、入力が無い場合はその層のN値より求められます。