活躍する先輩たち

志望動機を教えてください

土木・建築における基礎(杭)の研究をしていた学生時代、担当の先生から「三谷セキサンはいい会社だから、採用試験を受けてみてはどうか」と勧められました。当時の人事担当者が非常に良い方で「将来性のあるいい会社だな」と感じたことを今でも覚えています。とてもまめな方で就職活動期間を通じて、メールをたくさん送ってくれました。業務内容以外に福利厚生が充実している点も魅力的で、とくに借り上げ社宅制度については今もその恩恵を受けています。
仕事の様子

現在、担当している仕事について教えてください

施工品質管理部は、施工状況および施工報告書類を監査する部署です。当社では全国を東日本、中日本、西日本と3つのブロックに分け、各ブロックに担当者を配属しています。私は、東日本ブロックと、全体を束ねる役割を任されています。
業務内容は、施工現場から転送されてくる施工記録や写真などの情報や、お客様に提出する報告書などを全てチェックすることです。情報は、リアルタイムに転送されてきますので、施工計画と矛盾するものがあった場合は、すぐに現場担当者へ連絡するようにしています。

コンクリートパイルの知識や、施工現場での経験が必要な部署でしょうか?

新卒で入社後、すぐにこの部署に配属されることはないと思います。施工品質管理というポジションは、総合的なスキルと経験が求められますし、さまざまな人を巻き込み、相談して決めるというコミュニケーション能力と決断力も欠かせません。当社にはいろいろなポジションがあり、周りの社員を見ているかぎり、文系出身・理系出身は関係ありません。それぞれの好きなこと、興味のあることを活かせるフィールドが用意されています。経験を積む中で、いつかは施工品質管理に目を向けてもらえればと思います。
打ち合わせの様子

この部署の面白さを教えてください

自分一人で全てを考えるわけではありませんが、現場でのミスや不具合を無くすためのアイデアを考えて試し、その結果成果が挙がることに面白さを感じています。トラブルの未然防止という本来の役割はもちろん、全国からチェックをしなければならない情報が膨大に届きますので、最新のテクノロジーを有効活用して、自動化・システム化の検討なども進めています。担当者間で協議し、より良い体制を創り上げたいです。

忘れられないエピソードを教えてください

楽しかった思い出をご紹介したいところですが、現場で辛かったことの方が記憶に残っていますね(笑)。以前、工事部に所属し、総括していた一つの現場で、コンクリートパイルを所定の位置に設置できない(高止まり)や、安全上のトラブルなど、複数のトラブルが同時に発生しました。このような事態が起きたとき、お客様に直ぐに報告をしなければいけませんが、その内容をチェックする現場主任さんが厳しい方で、報告書を作成しては突き返されの繰り返しでした。施工が思うように進まず四苦八苦していた思い出があります。最終的には周囲の協力もあり、施工を無事完了することができました。「最後までよくやった」と、普段鬼の形相の所長さんからお褒めの言葉をいただいたことや、作業所の皆さんが総立ちで私を見送っていただいたことは、ずっと記憶に残ると思います。

会社の魅力について教えてください

「大きな仕事をやりたい」と手を挙げた人に任せるような社風が好きですね。たとえ、失敗しても再チャレンジしやすい環境でもあります。大きな仕事に挑戦でき、相談できる相手が周りばかりではなく、全国の各拠点にもたくさんいます。私もよく情報収集をしながら、相談も持ちかけています。困ったときはお互いさまということで、部署や役職は関係なく親身になってくれる人ばかりです。

ある日のスケジュール
8:30 出社。
9:00 朝礼後、監査内容をチェックして指導、会議の資料作成、
各地の工事担当者からの電話対応など業務内容は多岐にわたります。
12:00 早く帰りたいので、昼食はコンビニなどで手早く済ませ、
仕事を進めることも少なくないですね。
14:00 システム開発関連の会議に出席。
17:00 講習会の講師も務めているので、その準備をすることもあります。
20:00 自宅に到着。最近は週末に家族でキャンプに行くことが多いので、
その準備を楽しんでいます。